高麗人参はしつこいニキビを予防、改善する!
高麗人参にはニキビを予防、改善する効果があります。
ニキビは思春期に多くできますが、大人になってからもできる場合があります。思春期のニキビは思春期特有の皮脂の過剰分泌が原因なので、思春期を過ぎると治まります。
しかし、大人のニキビは他の原因があるので、原因を解消しないとしつこく何回も繰り返す場合があります。
高麗人参には、大人のニキビに対して高い効果があります。
高麗人参の大人のニキビに対する効果
抗酸化作用がある
抗酸化作用とは活性酸素を除去する働きのことです。
活性酸素は、酵素の働きをサポートしたり体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃し、酸化させて除去したりする良い働きがあります。
しかし、ストレスや紫外線、加齢、たばこなどが原因で増えすぎると攻撃対象が足りなくなって正常な細胞を攻撃してしまいます。
皮脂の細胞は、活性酸素に攻撃されると酸化して過酸化脂質に変わります。
過酸化脂質は毛穴に炎症を起こしてニキビを発生させたリ、悪化させたりします。
高麗人参に含まれているジンセノサイドには高い抗酸化作用があります。
ストレスを予防、緩和する
ストレスを感じるとニキビができやすくなる仕組み
過度のストレスを感じると自律神経の働きが乱れます。
自律神経は、身体が動いている時に活発に働く交感神経と、休んでいる時に活発に働く副交感神経の2つがあります。
この2つは自動的にどちらかが優位になって働き、自分の意思ではコントロールできません。
皮脂は交感神経が優位な状態になると分泌されます。
自律神経の働きが乱れて交感神経が優位な状態が続くと皮脂の分泌量が増えすぎてしまい、ニキビができやすくなります。
ジンセノサイドのニキビに対する働き
ジンセノサイドはその作用によって大きく3つに分類されており、次の2つが自律神経の働きに効果があります。
種類 | 働き |
ジオール系 | ・交感神経を休めて気分を安定させる ・副交感神経を優位にする |
トリオール系 | ・交感神経を刺激して気分を高揚させる ・交感神経を優位にする |
この2つは正反対の働きがありますがお互いの効果を打ち消すことはなく、バランス良く働きます。
ですので、交感神経が優位な場合はジオール系が働いて皮脂の分泌量を正常にします。
また、ストレスを感じると副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは正常に分泌されるとストレスを最小限に食い止めます。
しかし、とてもデリケートでストレスが続くと分泌量が増えて自律神経の働きを乱したり、ストレスを緩和する働きがあるセロトニンの分泌を抑制したりします。
高麗人参はコルチゾールの分泌量を正常に調整してストレスそのものを緩和する働きがあります。
≫高麗人参のストレスを予防、緩和する詳しい働きはこちらから≪
ホルモンバランスの乱れを整える
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つがあり、一定の周期で増減を繰り返しながら分泌されています。
プロゲステロンには皮脂の分泌を促す効果があります。
ホルモンバランスが乱れてエストロゲンが減少しプロゲステロンが増えると、皮脂の分泌量が増えて毛穴に詰まってニキビができてしまいます。
ジンセノサイドにはエストロゲンに似た働き(エストロゲン様作用)があるので、エストロゲンが減少すると代わりに働いてホルモンバランスが乱れるのを防ぎます。
≫高麗人参のホルモンバランスの乱れを防ぐ詳しい働きはこちらから≪
冷えを予防、改善する
身体が冷えると血行が悪くなります。
血液は酸素や栄養素を全身に届ける働きがあるので、血行が悪くなると肌に栄養が行き届きにくくなります。
すると、新陳代謝が悪くなってターンオーバー(肌の生まれ変わり)が速やかに行われなくなります。
ターンオーバーが正常に行われると、古い角質や老廃物が剥がれ落ち、新しい皮膚に生まれ変わります。
ですので、血行が悪くなると毛穴に古い角質が残ってニキビの原因となります。
また、新しい皮膚にうまく生まれ変われないとニキビの跡が消えにくくなります。
ジンセノサイドには、
・血小板の凝固を防いで血液がドロドロになったり血栓ができたりするのを防ぐ
・血管を拡張する
という働きがあるので血行を改善し、正常なターンオーバーを促します。
睡眠不足を改善する
ターンオーバーは睡眠中に活発に行われます。
ですので、睡眠時間が不足するとターンオーバーがスムーズに行われなくなって、毛穴に古い角質や老廃物が残りニキビの原因となります。
高麗人参は、不眠の原因となる、
・冷え
・ストレス
・自律神経の乱れ
・ホルモンバランスの乱れ
を予防、改善して睡眠不足を改善します。
抗炎症効果
ジンセノサイドには抗炎症作用があるので、ニキビの悪化を防ぎます。