高麗人参とはちみつの相性
高麗人参とはちみつは相性がとても良い
高麗人参とはちみつは相性がとても良く、古くから韓国では食べ合わせの良い組み合わせとして知られています。
高麗人参とはちみつは、そのまま別々に摂取してもいいですが、
・高麗人参のはちみつ漬けを食べる
・高麗人参茶や高麗人参酒にはちみつを入れる
などの方法で摂取すると同時に摂取できて手軽です。
相性が良い理由
苦味やえぐみを緩和する
はちみつは、高麗人参の苦味やえぐみを緩和します。
高麗人参は、健康維持や美容に大変効果が高いですが、独特の苦みやえぐみがあり、人によっては摂取するのが苦痛だったり、どうしても口にすることができなかったりする場合があります。
しかし、高麗人参にはちみつを加えて摂取すると、はちみつの甘みで高麗人参の苦味やえぐみが緩和され、食べやすくなります。
栄養素やカロリーを補う
はちみつは、高麗人参に不足しているカロリーや栄養素を含んでいます。
高麗人参は健康維持や美容に効果がある成分を多く含んでいますが、カロリーは低いです。
はちみつは、150種類もの栄養素を含んでいるので、高麗人参に不足しているカロリーや栄養素を補います。
相乗効果がある
高麗人参とはちみつは共通の効果が多く、一緒に摂取すると相乗効果でより高い効果が期待できます。
期待できる相乗効果
疲労回復
はちみつと高麗人参には疲労回復効果があるので、一緒に摂取すると相乗効果でより高い疲労回復効果が期待できます。
〇はちみつの効果
はちみつの約80%はブドウ糖と果糖です。
ブドウ糖と果糖はそれ以上分解されない単糖類なので、そのまま吸収され速やかにエネルギーに変換されます。
また、150種類もの栄養素を含んでいるので、栄養素の不足を補います。
〇高麗人参の効果
高麗人参は、疲労の原因となる、
・血行不良
・活性酸素の増加
・自律神経の乱れ
・不眠
を予防、改善する働きがあります。
抗酸化作用
高麗人参とはちみつは抗酸化作用があるので、
・美肌、アンチエイジング
・動脈硬化の予防、改善
などに効果があります。
抗酸化作用とは、活性酸素を除去する働きのことです。
活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃して酸化させ、除去する良い働きがあります。
しかし、加齢やストレス、紫外線、たばこなどが原因で増えすぎると攻撃対象が足りなくなって正常な細胞を攻撃してしまいます。
細胞が攻撃されると酸化して老化し、身体中に悪影響を及ぼします。
例えば、血管が攻撃されると血管が固くなって動脈硬化の原因となります。
また、コラーゲンやエラスチンが攻撃されると、機能が低下して弾力が減り、しみやしわ、たるみができやすくなります。
はちみつには抗酸化作用が高いビタミンCやポリフェノールが含まれていて、高麗人参にも抗酸化作用が高いジンセノサイドが含まれています。
胃腸の働きを良くする
高麗人参とはちみつには胃腸の働きを良くする作用があります。
〇はちみつの効果
はちみつは、疲労回復で説明したように単糖類なので、吸収が良く胃腸の負担を減らします。
また、胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌を除去する働きや胃酸を中和する働きがあるので、胃炎や胃潰瘍の予防、改善効果があります。
〇高麗人参の効果
高麗人参には、内臓の働きを活発にしたりストレスを緩和したりして胃腸の働きを良くする作用があります。
また、ジンセノサイドにはピロリ菌を減らす働きがあります。
ジンセノサイドにはその他にも、乳酸菌の働きを良くして善玉菌を増やし、腸の働きを良くする作用もあります。
風邪の予防、改善
はちみつは風邪による喉の痛みや咳、痰を緩和する高い効果があります。
高麗人参は風邪を引きにくくする作用があるので、同時に摂取すると風邪を引きにくくしたり、引いた場合の症状の緩和に効果があります。
〇はちみつの効果
はちみつは、呼吸器系の細菌の増殖を抑えたり、痰の切れを良くしたりする効果があります。
また、保湿効果が高いので喉を潤して痛みを緩和する働きもあります。
〇高麗人参の効果
高麗人参には、免疫細胞の働きを活発にして抵抗力を高め、細菌に感染しにくくして風邪を予防する働きがあります。
また、免疫力が低下する原因の、
・ストレス
・睡眠不足
・活性酸素の増加
・冷え
・疲労
などを予防、改善する働きがあります。
おわりに
高麗人参とはちみつには、その他にも、
・ダイエットをサポートする
・高血圧を予防、改善する
・むくみを予防、改善する
・貧血を予防、改善す
・肝臓の機能を助ける
などの効果があります。
ですので、これらのより高い効果を期待したい場合は、高麗人参とはちみつを同時に摂取することをお勧めします。