高麗人参で更年期障害を予防、改善しよう!
高麗人参には、更年期障害を予防、改善する効果があります。
ここでは、高麗人参の更年期障害に対する効果について説明します。
更年期障害とは
- 詳しい情報
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女性は閉経(※1)の5年前後の更年期になると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が著しく減少します。すると、ホルモンバランスをコントロールしている脳の視床下部(ししょうかぶ)は、エストロゲンを増加するように卵巣に働きかけます。しかし、卵巣は閉経のため機能が低下してしまっているので増やすことができません。視床下部は命令通りに卵巣が反応しないことで混乱して、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
視床下部は自律神経もコントロールしているので、ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れも引き起こします。自律神経は、身体が活発な時に働く交感神経と休んでいる時に働く副交感神経の2つがあります。
自律神経が乱れると、交感神経が常に優位な状態が続いて緊張が緩まらなくなったり、副交感神経系が優位な状態が続いて血圧や脈が低下したりします。
そうなると、不眠、うつ、めまい、冷え、動悸、息切れ、耳鳴りなどさまざまな症状が起こる場合があります。このように、閉経によるエストロゲンの減少、そこから引き起こされる自律神経の乱れによる症状を更年期障害と呼びます。
(※1)加齢によって月経が終わること
高麗人参の更年期障害に対する効果
エストロゲン様作用でホルモンバランスを整える
高麗人参に含まれている有用成分のジンセノサイドには、エストロゲンに似た働き(エストロゲン様作用)があります。ジンセノサイドは、減少したエストロゲンの代わりに働いてホルモンバランスを整え、自律神経が乱れるのを防ぎます。
自律神経の乱れを整える
ジンセノサイドには自律神経の乱れを根本から整える働きがあります。
高麗人参に含まれるジンセノサイドには、正反対の働きをする2種類があります。
・ジオール系・・・中枢神経を抑制して気分を安定させる、副交感神経を優位にする
・トリオール系・・・中枢神経を刺激して気分を高揚させる、交感神経を優位にする
この2つは正反対の働きをしますが、お互いの効果を打ち消すことはありません。体内のバランスを整えるように働いて、自律神経を調整する効果があります。自律神経のバランスが整えば、更年期障害の症状を緩和することに繋がります。
ストレスによる症状の悪化を防ぐ
高麗人参は、更年期障害の悪化の原因となるストレス緩和する働きがあります。
更年期障害は、エストロゲンの減少によりホルモンバランスが乱れ、その影響で自律神経の働きも乱れることで起こります。ストレスは自律神経の働きを乱すので、過度のストレスを感じるとさらに自律神経の働きが乱れて更年期障害が悪化する場合があります。
高麗人参にはストレスを予防、緩和する高い効果があります。