高麗人参はお酒が好きな人におすすめ
高麗人参はお酒好きの人におすすめ
お酒が好きな方は、二日酔い対策や毎日の健康習慣として、高麗人参や高麗人参酒がおすすめです。
高麗人参は二日酔いを予防、改善する効果があるので、高麗人参を飲酒の前に飲むと二日酔い防止の効果があります。
また、高麗人参とお酒は相性が良いので、高麗人参をお酒に漬け込んだ高麗人参酒を摂取すると、
・相乗効果がある
・アルコールにしか溶けない栄養素を摂取できる
・苦味やえぐみがやわらぐ
などのメリットがあります。
高麗人参の二日酔い予防効果
高麗人参には、二日酔いを予防、改善する効果があります。
高麗人参に含まれている有用成分のジンセノサイドは、ADH(アルコール分解酵素)とALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)の働きを活発にする働きがあります。
飲酒によって体内に取り込まれたアルコールの90%は、肝臓でADHによってアセトアルデヒドに分解されます。
アセトアルデヒドは、その後、ALDHによって酢酸に分解され、さらに水と二酸化炭素に分解された後、体外に排出されます。
アルコールの分解能力は人によって異なりますが、自分の分解能力以上のアルコールを摂取すると、アセトアルデヒドが分解しきれなくなって体内に残ってしまいます。
アセトアルデヒドには毒性があるので、体内に残ると吐き気や胃の不調、頭痛などの二日酔いの症状が起こります。
ジンセノサイドはADHとALDHの働きを活発にしてアルコールの分解を促し、二日酔いを予防、改善する働きがあります。
高麗人参酒の効果
高麗人参をお酒に漬け込んだ高麗人参酒には次の3つの効果があります。
相乗効果がある
適量のアルコールは、血管を広げ血行を良くする働きがあります。
高麗人参にも血行を改善する効果があるので、高麗人参酒を適量飲むと、高い血行改善効果があります。
血行が良くなると、
・冷え性
・疲労
・不眠
・肩こり、腰痛、頭痛
・生理痛
などの症状が改善されます。
水に溶けにくい栄養素が溶ける
高麗人参に含まれている有用成分には、水溶性(水に溶けやすい性質)と脂溶性(油に溶けやすい性質)があります。
アルコールは水溶性の成分も脂溶性の成分も溶かします。
ですので、水に溶けにくい成分も溶けて抽出されるため、より高い効果が期待できます。
苦味やえぐみが緩和される
高麗人参には独特の苦みやえぐみがありますが、ブランデーに漬け込むと苦味やえぐみが緩和されます。
高麗人参酒には、焼酎につけこんだものやブランデーに漬け込んだものなどがあります。
その中でも、ブランデーは果実酒を蒸留して作るため、香りが良く、甘み、酸味もあります。
ですので、ブランデーで作られた高麗人参酒は、高麗人参の持つ独特の苦みやえぐみが緩和されます。
高麗人参酒を飲んではいけない人
高麗人参酒はお酒を使っているので、
・妊娠中の人
・授乳中の人
・お酒を禁止されている病気の人
は、高麗人参酒を飲むのは避けてください。
妊娠中や授乳中の人は、アルコールが胎児に悪影響を与える可能性があります。