高麗人参とブランデーで薬用酒を楽しもう
高麗人参は、ブランデーやホワイトリカーなどを使って薬用酒をつくることができます。
ここでは、高麗人参とブランデーでつくる薬用酒のメリットや作り方を紹介します。
ブランデーで高麗人参酒をつくるメリット
相乗効果が期待できる
適量のアルコールには、リラックス効果や血行を促進する効果があります。
高麗人参にもリラックス効果や血行促進効果があるので、高麗人参酒を摂取すると、相乗効果でこれらの効果がより高くなることが期待できます。
また、アルコールに浸すと水に溶けにくい成分が抽出されるので、より高い効果が期待できます。
高麗人参の味がやわらぐ
高麗人参を使用したお酒はホワイトリカー(甲類焼酎)に漬け込んだものが一般的ですが、高麗人参特有の苦みやえぐみが感じられます。
ブランデーは果実酒を蒸留して作るので、香りが高く甘みや酸味などもあり、高麗人参の苦味やえぐみが和らぎます。
ブランデーを使った高麗人参酒の作り方
高麗人参酒は市販のものも多く販売されていますが、ブランデーを使用したものはあまりありません。
しかし、自分で簡単に作ることができます。
<材料>
・ブランデー・・・1.8L
・高麗人参
・生(水参)の場合・・・200グラム
・乾燥の場合・・・100グラム
・クコの実・・・25グラム
・クチナシの実・・・7個
・ナツメ・・・40グラム
<作り方>
【1】生の高麗人参の場合は土や汚れをよく洗います。汚れがとれにくい場合は、10分ほど水に浸けて柔らかい歯ブラシなどで優しくこすります。
【2】口の広い密閉容器(広口瓶などが良い)にブランデーと高麗人参、クコの実、クチナシの実、ナツメを入れ、風通しがよく日光にあたらない場所で保管します。
生の高麗人参を使用した場合は1~2カ月、乾燥したものを使用した場合は3~6カ月たつと飲むことができます。
熟成させたものがお好みの場合は1年以上置くといいでしょう。
※クコの実やクチナシの実、ナツメの量はお好みで増減してください。
また、ブランデーはアルコール度数が高いので飲みすぎに注意し、一回に10cc程度を基準にして摂取しましょう。
そのままでもおいしいですが、お好みでお湯、水、炭酸で割ってもいいでしょう。