男性機能には高麗人参のアルギニンが効果的
高麗人参には、男性機能の改善に効果が高いアルギニンが含まれています。
ここでは、アルギニンの男性機能に対する効果や高麗人参でアルギニンを摂取するメリットについて説明します。
アルギニンの効果
アルギニンは男性機能の回復に役立つ5つの効果があります。
血行改善
アルギニンは、血管を広げたり血管をしなやかにしたりする働きがある一酸化窒素を生成するので血行を改善する効果があります。
勃起は血液が陰茎に一気に集まり圧力がかかって起こるので、血液の流れが悪いと勃起しにくくなったり持続力が低下したりします。
アンモニアを分解する
アルギニンは有害物質のアンモニアを分解する働きがあるので、疲労を回復します。
アンモニアが体内に蓄積されると疲労を感じます。
疲労が蓄積すると身体の活力が低下して性欲が低下したりED(勃起不全)が起こったりします。
精子を増やす
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促します。
成長ホルモンは新陳代謝を促進する働きがあるので、細胞分裂を活発にして精子ができる量を増やします。
また、アルギニンは精子の材料となって精子を増やしたり、精子の運動量を増やしたりする働きもあります。
テストステロンを増やす
アルギニンは男性ホルモンのテストステロンの材料となってテストステロンを増やしたり、テストステロンの分泌を促したりする働きがあります。
テストステロンは、
・性欲を回復させたり上昇させたりする
・精子の数や量を増やす
・精子の運動量を増やす
など、男性機能改善に大きな効果があります。
糖尿病の予防、改善に効果がある
アルギニンは、インスリンの分泌量を促進したりインスリンの働きを高めたりする作用があるので、糖尿病の予防、改善に効果があります。
また、脂肪を分解する働きがある「リパーゼ」という酵素を活発にして脂肪を燃焼し、糖尿病の原因のひとつの肥満を予防、改善する効果もあります。
糖尿病になると、血管や末梢神経に障害が起こってEDになる場合があります。
- 【糖尿病とは?】
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糖尿病はブドウ糖を体内に取り込むインスリンの働きが悪くなったりインスリンの量が減ったりすると血糖値(血液中のブドウ糖の量)が高くなる病気です。
高麗人参でアルギニンを摂取するメリット
このように、アルギニンは男性機能の改善に大変効果があります。
さらに、高麗人参にはアルギニンの他にも男性機能の改善に役立つ5つの効果があります。
ですので、高麗人参でアルギニンを摂取すると相乗効果でより高い男性機能の改善効果が期待できます。
血行改善
- 詳しい情報
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高麗人参に含まれているジンセノサイドには、
・血管を拡張する
・血小板の凝固を防止して血液がドロドロになったり血栓ができたりするのを防ぐなどの働きがあるので、血行を改善する働きがあります。
血行が悪くなると、血行改善で説明したように男性機能が低下する場合があります。
疲労回復
- 詳しい情報
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高麗人参は、
・過剰に分泌されると副腎疲労を起こすコルチゾールの分泌を正常にする
・血行改善
・抗酸化作用
・自律神経の乱れを整える
・不眠を予防、改善するなどの効果があるので疲労を回復します。
疲労が蓄積するとアンモニアを分解するで説明したように、男性機能が低下する場合があります。
ストレスの緩和
- 詳しい情報
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高麗人参にはストレスを緩和する働きがあります。
過度のストレスを感じると自律神経の働きが乱れます。
自律神経は身体のさまざまな器官の調整を行う神経で、交感神経と副交感神経の2つがあります。
この2つは状況に応じて自動的にどちらかが優位になって働き、自分の意思ではコントロールできません。勃起は副交感神経が優位な状態で起こるので、自律神経の働きが乱れて交感神経が優位な状態が続くと勃起できません。
ジンセノサイドには、交感神経と副交感神経の働きをバランス良く調整してストレスを緩和する働きがあります。
ホルモンバランスの調整
- 詳しい情報
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高麗人参はストレスの緩和で説明したように自律神経の調整効果があるので、自律神経が乱れてホルモンバランスが乱れ、テストステロンの分泌量が低下するのを防ぎます。
ホルモンバランスの調整は脳の視床下部で行われます。
視床下部は自律神経の調整も行うのでお互いに影響を与え、自律神経が乱れるとホルモンバランスも乱れてしまいます。テストステロンはテストステロンを増やすで説明したように男性機能の改善に大きな影響を与えます。
ですので、ホルモンバランスが乱れてテストステロンの分泌量が低下するとEDになる場合があります。
亜鉛を含んでいる
- 詳しい情報
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高麗人参に亜鉛が含まれています。
亜鉛は、
・精子をつくるのに欠かせない成分
・テストステロンの分泌量を増やすなどの働きがあるので、男性機能の改善に高い効果があります。