料理用の高麗人参を購入しよう
高麗人参は食材として料理に使用できます。
ここでは、料理用の高麗人参とはどんなものでどこで購入できるか、について説明します。
料理用の高麗人参
料理用の高麗人参には、生、乾燥、粉末の3つの種類があります。
生
生の高麗人参のことを水参(すいじん)といいます。
水参は、汚れや土を柔らかいブラシなどで優しく落として使います。
料理によってはスライスした後、ザルなどにあげて1時間~一晩干してから使います。
乾燥
乾燥した高麗人参には、次の2つの種類があります。
白参(はくじん、ペクサム) | 水参の皮を剥ぐか、そのままで水分量が12%以下になるまで熱風か太陽熱で乾燥したもの |
紅参(こうじん、ホンサム) | 水参を皮を剥かずに蒸した後、水分量が14%以下になるまで自然乾燥したもの |
高麗人参は蒸すと新しい種類のジンセノサイドや有用成分が発生するので、蒸して乾燥させる紅参が一番品質が良いとされています。
白参や紅参は、そのまま使用するか水に1時間~一晩浸して戻してから使用します。
粉末
粉末の高麗人参は、白参や紅参を細かく砕いて粉末にしたものです。
そのままさっと料理に入れて使用できるので、白参や紅参に比べると手軽に使用できます。
どこで購入できる?
生や乾燥、粉末の高麗人参は、インターネットの通販で購入できます。
また、漢方薬を扱う店や生産地の販売店で購入できます。
インターネット
インターネットの通信販売を利用すると、自宅にいながら24時間いつでも生や乾燥、粉末の高麗人参を購入できます。
取り扱い店舗数が多いので、価格などを比較して購入できます。
生産地
高麗人参の生産地は、日本では島根県、福島県、長野県の3県です。
これらの県では、高麗人参を生産している農園、販売所、JAなどで購入できます。
コリアタウン
生や乾燥の高麗人参は、東京の三河島、新大久保、大阪の生野、鶴橋のコリアタウンの店舗で購入できます。
韓国
韓国の土産物屋、デパート、名産地では生や乾燥の高麗人参を購入できます。
韓国の名産地には、江華群(カンファ群)の「江華人参センター」があります。
また、期間が限定されますが、
・錦山群(クムサンぐん)の「錦山人参市場」・・・毎月2と7がつく日に開催
・坡州市(パジュし)の「坡州開城高麗人参祭り」・・・毎月10月に開催
では、品質の良い高麗人参が安価で購入できます。
購入の際の注意点
製品によって含まれている成分の量や数が異なる
高麗人参を購入する場合は、6年根の紅参をお勧めします。
高麗人参は、加工方法や栽培年数、栽培された土地によってジンセノサイドや有用成分の量が異なります。
その中では、6年根(6年栽培したもの)の紅参が一番有用成分を含んでいるので、より高い効果を求めたい場合は、6年根の紅参を購入しましょう。
ただし、ジンセノサイドは人によっては刺激が強すぎる場合があります。
その場合は、4年根を購入するといいでしょう。
また、6年根の紅参は高価なので、安価なものを求める場合は6年根より4年根、紅参より白参を購入するといいでしょう。
購入の際は、製品紹介のホームページなどでよく確認することをお勧めします。
偽物に注意
高麗人参の製品には偽物もあるので注意しましょう。
偽物の見分け方を学習してから購入することをお勧めします。