高麗人参の副作用を知ろう
健康成分として人気のある高麗人参ですが、みなさんは使用されたことがありますか。
使用されたことがある方は、「体が元気になった」あるいは「疲れが残りにくくなった」という感覚があるのではないでしょうか。
こうした健康成分は他にも色々ありますが、古くから伝統のある生薬はそれほど多くはありません。
高麗人参は生薬の代表的な存在で、今もなお薬のように中国や韓国では重宝されているのです。
薬は何も、西洋医学だけではありません。
身体を癒すのには安全性も高い漢方や生薬も忘れてはいけない存在です。
今までの薬に違和感があった方は、こうした古代からの健康成分を使用してみると、身体がふっと楽になるような感覚があるのではないでしょうか。
しかし、万能な高麗人参も副作用がゼロなわけではありません。
特に注意すべきは現在血圧が高い方です。
高血圧の方は医療機関で血圧を下げるための薬を処方されているかと思われます。
特に通院している方の場合、血圧を上げる可能性がある高麗人参の摂取はさけたほうがいいでしょう。
血行の促進が行われるので冷えや体調の改善に役立つのですが、高血圧の人には血流の改善が負担になる恐れがあります。
もしもどうしても使用したい場合には、医薬品との兼ね合いもありますので、必ず事前に薬剤師や医師に相談するようにしましょう。
また、生薬は摂り過ぎると蕁麻疹を起こす可能性があります。
蕁麻疹は時間が立てば収まるものですが、妊娠中や体調不良の場合には蕁麻疹が強く出ることがあります。
こうした場合には速やかに妊娠中の場合はかかりつけの産科医、体調不良時などの場合には内科医や皮膚科医に相談を行いましょう。
すぐに蕁麻疹が引いた場合でも、痒みや違和感が残っている場合も同様です。
このように体調の変化などでも副作用のような症状に悩まされる場合があります。
どうしても市販されている高麗人参は専門医療機関で処方されるものではありません。
自分で体調を相談しながら摂取する必要があるのです。