偽物に注意!高麗人参の見分け方
購入したい高麗人参が偽物かどうか、を見分ける方法は産地によって異なります。
ここでは、高麗人参の製品が偽物かどうかの見分け方について説明します。
韓国産はマークを確認しよう
韓国産の高麗人参は、
・正官庄マーク
・健康機能食品マーク
・インサムマーク
のどれかがあるものは本物です。
ただし、偽物には、これらのマークにそっくりなマークがある場合もあるので、同時に価格もチェックしましょう。
マークがあっても安価なものは偽物の可能性があります。
韓国産高麗人参の3つのマーク
正官庄マーク
正官庄(せいかんしょう)は、創立115年の歴史を持つ「韓国人参公社」の高麗人参の製品に、韓国政府がつけたマーク(ブランド)です。
正官庄とは、正しい国(官)の製品(庄)、という意味です。
1940年代に偽物が出回った時に、「本物」の証拠として正官庄のマークが政府によって付けられました。
正官庄の製品は紅参の6年根のみで、
・独自の自家加工方法でサポニンが40種類以上含まれている
・残留農薬や重金属の検査に受かった畑のみを使用
・収穫後の畑は10年間栽培しない
などが特徴です。
大変高品質で、世界60カ国以上に輸出されています。
韓国製の6年根の紅参を求める場合は、正官庄のマークがあるものを選ぶと間違いがありません。
健康機能食品マーク
健康機能食品マークは、韓国政府の保証を受けた製品につけられるマークです。
ただし、高麗紅参製品にのみ、適用されます。
韓国産の紅参で健康食品マークがついているものは本物です。
インサムマーク
インサムとは高麗人参のキャラクターです。
「100%韓国産の高麗人参を使用している製品」で、韓国政府が管理している機関によって行われる厳しい審査にパスした製品にのみ使用が許可されます。
ですので、インサムマークがある製品は本物です。
価格に注意する
韓国産の製品は、上記の3つのマークのどれかがあれば本物です。(複数ある製品もあります)
ですが、偽物の中には一目みただけではわからないほどよくできたコピーのマークが貼られている場合があります。
その場合、本物かどうかは価格で判断します。
本物の高麗人参は、栽培する前の土壌つくりに約3年、収穫までに6年、収穫後土地を休ませて管理するのに約10年、と一回収穫するのに長い年月がかかります。
ですので、価格も高価です。
偽物は安価なものがほとんどですので、マークが貼ってあっても安価な製品は偽物の可能性があるので、避けましょう。
国産は念のため製品のHPを確認
日本産の高麗人参の製品は、インターネットなどで住所、生産者、生産方法、加工方法などが明記されているものが多いので、偽物はほとんどありません。
念のために、購入前にホームページなどで生産者や生産方法、加工方法などを確認するといいでしょう。
中国産は日本のメーカーが管理しているものを選ぼう
中国産の高麗人参は、韓国産や日本産に比べると偽物が多い場合があります。
中国産は、韓国産のような本物を保証するマークはありません。
中国産を購入する場合は、日本の信頼のおけるメーカーが中国で栽培、収穫、加工した製品を購入すると安心です。