高麗人参で免疫力をアップしよう!

高麗人参には免疫力を高める効果があります。
ここでは、高麗人参の免疫力を高める効果について説明します。

高麗人参の免疫力を高める効果

ジンセノサイドは高麗人参を代表する有用成分です。
高麗人参は、ジンセノサイドとアルギニンの相乗効果で免疫力を高める働きがあります。

細胞を活性化する

ジンセノサイドはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化するので、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ働きがあります。

また、ジンセノサイドには赤血球を増やす働きもあります。
血液は酸素や栄養素を全身に運ぶ働きがあるので、赤血球が増えると取り込む酸素や栄養素が増え、細胞が活発化して免疫力が向上します。

活性酸素を除去する

活性酸素は、元来は酵素の働きをサポートしたり体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃して除去したりする良い働きがあります。
しかし、何らかの原因(ストレスや紫外線、激しい運動、たばこなど)で増えすぎると正常な細胞を攻撃してしまいます。
体内には活性酸素を除去する働きがある成分が存在していますが、加齢と共に減少してしまいます。

細胞は、活性酸素に攻撃されるとダメージを受けて機能が低下し、免疫機能が低下してしまいます。

ジンセノサイドには高い抗酸化作用(活性酸素を除去する働き)があります。

睡眠不足を予防、改善する

成長ホルモンは、免疫物質をつくったり、傷ついた細胞を修復したりする働きがあります。
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるので、睡眠時間が不足すると免疫力が低下してしまいます。

高麗人参は、不眠の原因の、

・自律神経の乱れ
・ストレス
・冷え
・ホルモンバランスの乱れ

を予防、改善して不眠を改善し免疫力の低下を防ぎます。

≫高麗人参の不眠に対する詳しい効果はこちらから≪

ストレスを予防、緩和する

過度のストレスを感じると自律神経の働きが乱れます。

自律神経は、身体が動いている時に優位になる交感神経と、休んでいる時に優位になる副交感神経の2つがあります。
この2つは状況に応じて自動的に働き、自分の意思では制御できません。

ストレスを感じると副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌されますが、ストレスが続くとコルチゾールの分泌量が増えすぎてしまいます。
コルチゾールは交感神経が優位な状態で分泌されるので、ストレスが続くと交感神経が優位な状態が続いて緊張が解けなくなり、身体が休まらないため疲労がたまって免疫力が低下します。

ジンセノサイドは、

・トリオール系・・・交感神経を刺激して気分を高揚させる、交感神経を優位にする
・ジオール系・・・交感神経を抑制して気分を落ち着かせる、副交感神経を優位にする

という2つの種類があります。

この2つは相反する働きがありますが、お互いの効果を打ち消すことなくバランス良く働きます。
ですので、コルチゾールの分泌量が増えすぎて交感神経が優位な状態が続くとジオール系が働いて副交感神経を優位にします。

血行を促進する

体温が1度下がると免疫力は30%低下すると言われています。

ジンセノサイドは、血小板が凝固して血液がどろどろになったり血栓になったりするのを防ぎます。
また、血管を拡張する働きもあるので血行を改善する効果があります。

さらに、高麗人参にはジンセノサイドの他にも、

・アルギニン・・・血管を拡張したり血管の壁に弾力を与えたりする一酸化窒素を生成する
・ビタミン、ミネラル・・・毛細血管の血流を良くする酵素の働きをサポートする

などが含まれているので、これらの成分との相乗効果で血行を良くして体温の低下による免疫力の低下を防ぎます。

アルギニンが相乗効果をもたらす

アルギニンは血行を良くするだけではなく、

・マクロファージ(免疫細胞、ウイルスや細菌を除去する)を活性化させる
・成長ホルモンの分泌を活発にする

など、免疫力を向上させる高い効果があります。

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