高麗人参で動脈硬化を予防、改善しよう!
高麗人参には動脈硬化を予防、改善する効果があります。
ここでは、高麗人参の動脈硬化に対する効果について詳しく説明します。
動脈硬化とは?
- 詳しい情報
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動脈硬化とは、何らかの原因で血管が固くなったり狭くなったりして血液が流れにくくなった状態のことで、放置すると脳梗塞、脳血栓、脳卒中、心筋梗塞など命にかかわる重大な病気を引き起こす場合があります。
高麗人参の動脈硬化に対する効果
抗酸化作用
抗酸化作用とは、活性酸素を除去する働きのことです。
呼吸によって取り込まれた酸素が体内で消費されると、活性酸素が発生します。
活性酸素は、もともとは酵素の働きをサポートしたり体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃し、酸化させて除去したりする良い働きがあります。
しかし、何らかの原因(紫外線、加齢、たばこ、ストレス、激しい運動など)で増えすぎると、攻撃対象が無くなって正常な細胞を攻撃してしまいます。
血管が活性酸素に攻撃されると酸化して固く狭くなってしまい、動脈硬化の原因となります。
高麗人参に含まれているジンセノサイドはサポニンの一種ですが、高麗人参にしか含まれていない成分です。
ジンセノサイドは40以上の種類がありますが、それぞれ異なった作用があるのでさまざまな症状に対して効果があります。
ジンセノサイドには、高い抗酸化作用があります。
コレステロール値を下げる
コレステロールには、身体中にコレステロールを届けるLDL(悪玉コレステロール)とコレステロールを回収して肝臓に届けるHDL(善玉コレステロール)の2つがあります。
LDLは、増えすぎると血管の壁に取り付いて血管の壁を狭くし、動脈硬化や高血圧を引き起こす原因となります。
ジンセノサイドには、コレステロール値を下げる働きがあります。
動脈硬化を引き起こす原因を予防、改善する
高麗人参は動脈硬化を引き起こす因子となる、
・ストレス
・糖尿病
・高血圧
・脂質異常症
を予防、改善する働きがあります。
ストレス
ストレスは活性酸素を増やす働きがあります。
ストレスを感じると副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは正常に分泌されるとストレスを最小限に抑えますが、ストレスが続いて分泌量が増えると、ストレスを緩和する働きがあるセロトニンの分泌を抑えたり、自律神経の働きを乱して高血圧を引き起こしたりします。
ジンセノサイドには、コルチゾールが過剰に分泌されると分泌量を抑制し、正常にしてストレスを緩和する働きがあります。
≫高麗人参のストレスを予防、緩和する詳しい働きはこちらから≪
高血圧
自律神経の働きを調整する
ジンセノサイドには自律神経の乱れを整える働きがあります。
自律神経は、身体が活動中に活発に働く交感神経と、休憩中に活発に働く副交感神経の2つがあります。
この2つは状況に応じてどちらかが優位になって働きますが、自分の意思でコントロールすることはできません。
自律神経の働きが乱れて交感神経が優位な状態が続くと緊張が緩まらず、血管が収縮して固く狭くなり高血圧になる場合があります。
ジンセノサイドは作用に応じて大きく3つに分けられ、そのうちの次の2つが自律神経に対して高い効果があります。
種類 | 働き |
ジオール系 | ・中枢神経を鎮静し、気分を落ち着かせる ・副交感神経を優位にする |
トリオール系 | ・中枢神経を刺激して、気分を高揚させる ・交感神経を優位にする |
この2つは全く反対の働きがありますがお互いの効果を打ち消すことはなく、状況に応じてバランス良く働きます。
ですので、交感神経が優位な状態の場合はジオール系が働いて副交感神経を優位にし、血管が収縮するのを防ぎます。
血流を良くする
血液の流れが悪くなると心臓は流れを良くしようとして血管に圧力をかけるため、血圧が高くなる場合があります。
ジンセノサイドには、
・血小板が固まって血液がどろどろになったり血栓ができたりするのを防ぐ
・血管を広げる
などの働きがあるので血流を良くします。
また、高麗人参に含まれているアルギニンは、血管を広げたり血管に弾力を与えたりする働きがある一酸化窒素を生成するので血流改善に高い効果があります。
糖尿病
糖尿病は、ブドウ糖を体内に取り込む働きがあるインスリンの量が減ったり、働きが悪くなったりして起こります。
ジンセノサイドには、インスリンの生成を活発にして糖尿病を予防、改善する働きがあります。
脂質異常症
脂質異常症は、血液中にLDLや中性脂肪が増えすぎたり、HDLが減ったりしている状態を言います。
ジンセノサイドには、脂質の代謝を良くして血液中の中性脂肪を減らす働きがあります。