マカと高麗人参の飲み合わせは?
飲み合わせは大変良い!
マカと高麗人参は共通の効果が多いので相性が良く、同時に摂取すると相乗効果でより高い効果が期待されます。
共通の効果
ここでは、マカと高麗人参の共通の効果の中でも特に効果が高い4つの効果について説明します。
更年期障害の予防、改善
マカと高麗人参には、どちらもエストロゲンに似た働き(エストロゲン様作用)があります。
ですので、マカと高麗人参を摂取すると、相乗効果でより高い更年期障害の予防、改善が期待できます。
女性は、更年期になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が著しく減少します。
脳の視床下部(ししょうかぶ)は、エストロゲンの分泌を増やすように指令を出しますが、卵巣は閉経のため機能が低下しているので、増やすことができません。
そのため、視床下部は混乱してホルモンバランスが乱れてしまいます。
視床下部は自律神経の調整も行っているのでホルモンバランスが乱れると自律神経の働きが乱れます。
自律神経が乱れると、動悸、めまい、息切れ、不眠、うつ、冷え、耳鳴りなどさまざまな不調が起こり、これを更年期障害といいます。
マカにも交感神経にもエストロゲンに似た働き(エストロゲン作用)があるので、減ったエストロゲンの代わりに働いて、ホルモンバランスが乱れて更年期障害が起こることを防ぎます。
EDの予防、改善
マカと高麗人参にはEDの原因を予防、改善する効果があるので、同時に摂取すると相乗効果でより高い効果が期待できます。
ED(勃起不全)の原因には、
・ストレス
・血行不良
・ホルモンバランスの乱れ
・疲労
などがあります。
マカと高麗人参には、これらの原因を予防、改善する効果があります。
また、どちらにもEDの予防、改善に効果が高い、
・アルギニン・・・血行改善、精子の量や数を増やす、男性ホルモンのテストステロンの材料となる
・亜鉛・・・テストステロンの分泌量を増やす、精子をつくるのに必要
が含まれています。
特にアルギニンは、マカにも高麗人参にも豊富に含まれています。
美肌、アンチエイジング効果
マカと高麗人参には抗酸化作用やエストロゲン様作用があるので、美肌、アンチエイジング効果があります。
また、保湿効果が高いアミノ酸を豊富に含んでいるので、しみやしわ、たるみを予防、改善します。
抗酸化作用
抗酸化作用とは、活性酸素を除去する働きのことです。
活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を攻撃し、酸化させて除去する良い働きがあります。
しかし、ストレスや加齢、紫外線、たばこなどが原因で増えすぎると、攻撃対象が無くなって正常な細胞を攻撃してしまいます。
肌のハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチンが攻撃されると、機能が低下して、しみやしわ、たるみができやすくなります。
マカと高麗人参には、どちらも高い抗酸化作用があります。
エストロゲン様作用
マカと高麗人参には、更年期障害の予防、改善で説明したように、エストロゲン様作用があります。
エストロゲンは美肌ホルモンとも呼ばれ、肌に弾力やハリを与えたり、肌の調子を整えたりする働きがあります。
エストロゲンは加齢と共に減少しますが、マカと高麗人参にはエストロゲン様作用があるので、減ったエストロゲンの代わりに働いてしみやしわ、たるみを予防、改善します。
ストレスの予防、緩和
マカと高麗人参には、異なったアプローチでストレスを予防、緩和する働きがあります。
ですので、片方の作用が弱い場合でも、もう片方の作用でストレスを緩和することが期待できます。両方の作用が働いたばあいは、より高い相乗効果が期待できます。
ストレスを感じると副腎皮質ホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールは適切な量が分泌されるとストレスを緩和する高い効果があります。
しかし、ストレスが続いて分泌量が増えると、
・自律神経の働きを乱す
・ストレスを緩和するセロトニンの分泌量を抑制する
など、ストレスの緩和に悪影響がでます。
高麗人参はコルチゾールの過剰な分泌を抑え、コルチゾールの分泌量を正常にしてストレスを緩和する働きがあります。
マカにはそのような効果はありませんが、ストレスを予防、緩和する効果がある、
・トリプトファン
・カルシウム
・マグネシウム
・ビタミンB1やC
などの成分を豊富に含んでいるので、ストレスを予防、緩和します。
おわりに
マカと高麗人参は、その他にも、
・疲労回復
・免疫力向上
・ホルモンバランスを整える
・抗がん
・ダイエット効果
・便秘の予防、改善
など、共通の効果がたくさんあります。
マカと高麗人参には健康と美容に良い効果が多く含まれているので、両方の高い効果を期待する人は同時に摂取するといいでしょう。