高麗人参ってどんな味?
高麗人参は、中国では漢方薬として用いられていますが、どのような味がするのでしょうか?
ここでは、高麗人参の味について説明します。
高麗人参の味
生
生の高麗人参は土の中で長い間育つため、土臭く、ごぼうに似た味がします。
また、独特の苦みやえぐみがあります。
高麗人参は、アジアの極東のみに自生するウコギ科の植物で、葉や茎も食べることができますが、
一般的には根を食べます。
高麗人参は多年生植物(複数年にわたって生存する植物)で、収穫までに1~6年かかります。
長い間土に埋まっているので、土臭さがあります。
苦味やえぐみの元は、高麗人参に含まれているジンセノサイドという成分です。
ジンセノサイドはサポニン(マメ科の植物の葉や茎、根に含まれている)の一種で、皮に多く含まれています。
乾燥
高麗人参は、加工方法によっては乾燥したものがあります。
乾燥させると、生に比べると苦味やえぐみは薄れるので生よりは食べやすくなりますが、漢方薬のような味がします。
サプリメント
サプリメントの錠剤になると味やにおいはほとんどなく、カプセルになると全く味もにおいもありません。
高麗人参の飲みやすい飲み方
高麗人参は、このように独特の苦味やえぐみ、漢方くささがありますが、
・溶かして飲む
・お酒で飲む
・料理に使用する
などの方法で、飲みやすくできます。
それでもどうしても苦味やえぐみが気になる人は、サプリメントの錠剤やカプセルで摂取するといいでしょう。
特に、カプセルは味もにおいも全くしないので、苦味やえぐみが苦手な人にお勧めです。