高麗人参で骨粗しょう症を予防、改善しよう!
高麗人参には骨粗しょう症を予防、改善する効果があります。
ここでは、高麗人参の骨粗しょう症に対する効果について説明します。
高麗人参が骨粗しょう症に良い理由
エストロゲン様作用がある
骨は、古い骨を壊す働きと新しい骨をつくる働きがバランス良く働いて生まれ変わります。
このバランスが乱れて古い骨を壊す働きが新しい骨をつくる働きを上回ると骨密度が低下し、骨粗しょう症になる場合があります。
女性ホルモンのひとつのエストロゲンは、骨の生まれ変わりのバランスを取る働きがあります。
女性は更年期になるとエストロゲンが減少するので、骨の生まれ変わりのバランスが悪くなって骨粗しょう症になりやすくなります。
高麗人参に含まれている有用成分のジンセノサイドには、エストロゲンに似た働き(エストロゲン様作用)があるので、減ったエストロゲンの代わりに働いて骨の生まれ変わりのバランスが乱れるのを防ぎます。
コラーゲンの生成を促す
コラーゲンは肌に弾力やはりを与えるので美肌効果がありますが、骨を強化する働きもあります。
エストロゲンは、コラーゲンの生成に関わってコラーゲンを増やす働きがあります。
また、高麗人参にはアミノ酸が18種類も含まれています。
アミノ酸はコラーゲンの材料となってコラーゲンを増やします。
その他にも、高麗人参に含まれているビタミンCや鉄はコラーゲンの生成に欠かせない成分なので、不足するとコラーゲンが生成されません。
カルシウム、マグネシウムを含んでいる
高麗人参にはカルシウムやマグネシウムが含まれています。
カルシウムは、骨の材料となるので骨粗しょう症の予防、改善に欠かせない栄養素です。
また、マグネシウムはカルシウムと一緒に摂取するとカルシウムの働きを助けたり、カルシウムの吸収を良くしたりします。
小腸の柔毛組織の成長を促す
カルシウムは、カルシウム、マグネシウムを含んでいるで説明したように、骨粗しょう症に対する効果が高い成分ですが、吸収率が悪く、摂取した量の10~50%程度しか吸収されません。
小腸の柔毛組織は、カルシウムなどのミネラルを吸収する働きがあります。
高麗人参は小腸の柔毛組織の成長を促す働きがあるので、カルシウムの吸収を良くします。
高麗人参の骨粗しょう症に対する効果の実験
- 詳しい情報
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中国・北京ユニオンメディカルカレッジや中国・広東医科大学の実験では、高麗人参とエストラジオール(エストロゲンの一種)をマウスに投与すると、骨をつくる細胞を増やすなどの骨粗しょう症に対する効果があったことが判明しています。
製品によって含まれる成分が異なるのに注意
高麗人参は、栽培された土地や栽培年数、加工方法によって含まれる成分の数や量が異なります。
ですので、購入する前に製品紹介のホームページなどでよく確認することをお勧めします。